楽天モバイルまとめ(2020/11/4更新)
色々と長文記事ばかりになってしまったので現状の楽天モバイルについてまとめます。
iPhoneXs(A2098)、eSIMを使用してます。
iPhoneX以前では楽天回線は利用できません。(抜け道はあるみたいですが…)
通信エリア
まず大前提として東名阪以外の地域は基本auローミングです。文句を言う人が多いですが、まだ基地局整備を始めたばかりですし、人口の多い都市部から整備するのは当たり前です。
地方はauローミングも繋がりにくいといった声も聞くのであまり期待できないと思います。
楽天モバイルのホームページより引用
東京在住なので首都圏の話を中心にします。上記にある通り1都3県はしっかりとカバーされています。筆者の体感でも23区内では圏外になることはなく、電波強度も高いです。
懸念されていた地下鉄はauローミングで繋がり、切り替えも非常にスムーズです。
通信速度
CA(Carrier Aggregation)はできないので高速通信は難しいのですが、1日を通して50~70Mbosで安定していて必要十分だと思います。
通信が混み合うお昼の通信速度も安定しています。
これはコロナの影響もあると思うので、今後下がる可能性もあります。
ちなみに1番高速通信できるのは地下鉄のauローミングです()
通話
eSIMでは発信・着信は通常通りできます。
nanoSIMでも発信・着信ができました(iPhone11,iOS13.3にて検証)
※楽天LINKを使うとかけ放題。それ以外は従量制で通話料がかかります。
※20/7/8に楽天LINKがiPhoneで使用可能になりました。
Ping値(遅延)
<del>他キャリアに比べ10msくらい高い気がします。200msの数値を連続で叩き出すこともあり非常に不安定です。</del>
※現在は改善されています。
データ容量
使い放題を謳っていますが、10GB/日を超えると速度制限がかかります。
筆者が実際10GB以上のデータ通信を行ったところ
PCゲームのアップデート(16GB)
見事に1Mbpsの速度制限を喰らいました。
翌日になると解除されます。
※2020/8/9の時点で3Mbpsに緩和されていました。
無料で使わせてもらっていますし、公平性の観点からも妥当な対応だと思いますが、「10GB/1日の通信には速度制限を課す」という明確基準がある以上消費者にしっかりと説明するべきだと思います。ホームページ上どこをみても速度制限をするという趣旨の説明はありませんでした。
不具合
①
<del>iPhoneで楽天エリアのみ通信できなくなることが頻繁にあります。(auローミングは問題なし)
隣で楽天回線が使えてる人があるのに、自分の端末は圏外表示になることもしばしば。
スマホでオンラインゲームをする人にとっては死活問題かと思います。実際筆者も正常にプレイできませんでした。
これはiPhoneの相性問題の可能性もあるので何とも言えませんが現状はそんな感じです。</del>
※現在では改善されていて正常に通信できます。
OPPO Reno A(楽天対応端末)では問題なく通信できています。
②
こちらは明らかにiPhone側の問題なのですが、MVNOと楽天でDSDSしたときにMVNO側の回線でインターネットに接続できなくなります。
(現在は解決済み)
③
5chへの書き込みができません。(6/20現在)
SIM再発行(無料になりました)
<del>通信品質とは関係ないですが、eSIM/nanoSIMの再発行には3300円(税込)がかかります。</del>
eSIM→nanoSIM、nanoSIM→eSIMに交換したところ電話番号は変わらなかったです。
※11月4日のプレスカンファレンスであらゆる事務手数料を無料にすることが発表されました。もちろん、SIMの再発行(eSIM/nanoSIM)も無料です。
まとめのまとめ
多少不具合はあるもののこの通信速度&大容量通信で1年間無料で使えるのは素晴らしいです。
メイン回線としてはUQのスマホプランRの方が10GB/月で2980円で安定した通信ができるのでこちらの方良いです。あくまでも楽天はサブ回線として使うことをオススメします。
楽天モバイルの今後に期待してます。