今話題のコスパ最強スマホ!「OPPO Reno A」
今回はOPPO Reno A 64GBを購入したのでそのレビューをしていきます!
<OPPOについて>
OPPOモバイルは2003年に中国で設立されたスマホメーカー。現在、世界シェア4位、中国シェア1位。日本国外ではかなり有名なメーカーです。
<基本性能>
OS: ColorOS 6(Android 9ベース)
CPU: Qualcomm SDM710
GPU:Adreno 616
RAM: 6GB
ストレージ: 64GB(通常版)/ 128GB(楽天モバイル版)
ディスプレイ:2340×1080 有機EL
生体認証:指紋認証、顔認証
防水・防塵 IP67等級対応
DSDV対応
(公式サイトより抜粋)
価格は税込39380円となっており、かなりお得だと思います。中華スマホでは珍しくFeliCa、防水、バンド19に対応しており、日本向けにしっかりとカスタマイズされています。この日本向けの機能とコスパの兼ね合いがReno Aの大きな特徴ではないでしょうか。
<開封>
Reno Aは楽天モバイル版(128GB)と通常版(64GB)の2種類があり、私は通常盤のブラックを購入しました。
OPPO Reno A
開けるとこんな感じ。
本体
同梱物
(充電ケーブルの下にSIMピンが入っています)
フィルムは最初から画面に貼ってあり、TPUケースも付属しています。フィルムは薄いので少し心配ですが、ケースはしっかりした造りでした。
Type-A,5V/2Aの充電器
Reno Aは5V/2Aまでしか対応してない
2枚目のSIMとmicroSDは両方同時に使えない排他的仕様
本体の画面サイズは筆者のiPhoneXsと比べると一回り大きい
<color OS>
Reno AはAndroidベースの独自OSであるcolor OSを搭載しています。
どんな雰囲気か少しお見せします。
ロック画面
ホーム画面
既視感…
充電してるときのロック画面
こういう細かいセキュリティ機能は嬉しいですよね。
賛否あると思いますが、私は使いやすいと思います。
ColorOSはタスクキルが結構厳しくてアプリがバックグラウンドで正常に動作しないこともしばしば。適宜設定する必要があります。この辺のタスク管理はiOSに劣る印象です。バッテリーもちも少し悪い気がします。
<生体認証>
Reno Aは顔認証と指紋認証が使えます。
・顔認証
マスクとメガネを同時にしていても使えますが、暗所では使えません。ロック解除は非常に高速です。
筆者の自撮り写真ではロック解除できませんでしたが、あくまで2次元認証(iPhoneのFace IDように深度測定をしていない)なので気になる方は使わないほうが良いかもしれません。
・指紋認証
光学式ディスプレイ埋め込み型指紋認証センサーです。暗所でも使えて、ロック解除も非常に高速です。静電容量方式と違って手が濡れていても使えます。
スリープ時に本体を少し動かすと写真のような表示になり、登録してる指で触れるとロックが解除されます。
(体感0.2秒くらい?)
総評として生体認証はすごく使いやすいです。
iPhoneを買ってFace IDに文句を言ってる人は早くReno A乗り換えたほうが良いでしょう。
<スペック>
Reno Aのスペック
SoC :Snapdragon710
RAM :6GB
Snapdragon710はQualcomm製で10nm製法のSoC。一般的にはミドルハイエンドと位置づけられます。iPhone11シリーズはRAM 4GBなので、最新のiPhoneよりRAMが多いことになります。
ウェブブウジングやSNSの閲覧など日常的な使用につは全く問題ありません。
・PUBG MOBILEをプレイ
デフォルトだとHD画質が選択されています。
非常に快適にプレイできました。
・ポケ森
問題なく動作しました。
<Reno Aの気になる点>
あまり不満はないのですが、あえて言うなら
・スピーカーはモノラル。音が悪い。
・OSのメジャーアップデートなし※1(セキュリティパッチは高頻度でやってくれる)
・電池持ちが悪い気がする
・カメラが微妙。
・画面録画の際、音声を録音できない(color OSの仕様。尚、マイクの音は取り込める)
この5点。
OSのアプデに関してはギリギリの価格設定でやってくれてるので仕方ないと思います。日本向けのモデルなのでカスタムROMはなくAndroid10へのアップデートは絶望的。
電池持ちに関して、私のメイン機であるiPhoneXsは2658mAhに対してReno Aは3600mAhと多いのにiPhoneXsの方がバッテリー持ちが良いです。
※1 OSのアップデートに関してAndroid10ベースのColorOS 7が年内(2019)にリリースされますが、Reno Aは日本向けの特殊仕様なのでアプデ対象から外される可能性もあります。過去の傾向からみてもOPPOは廉価モデルのメジャーアップデートはしていません。
OPPO公式の発表はまだ出ていないのでなんとも言えませんが…
追記 11/26
OPPOの公式発表にはReno Aはアップデート対象に含まれていませんでした。Reno ×10zoomは ColorOS 7にアップデート可能です。
OPPOの公式ツイート↓
https://twitter.com/colorosglobal/status/1199247997323759617?s=19
追記 11/29
試用版の項目が出現しましたが、現時点でReno A向けのColorOS 7(試用版)はリリースされていないみたいです。
<最後に>
冒頭でも述べましたか、全体的にバランスが良く防水とおサイフケータイが付いているので、カメラをあまり使わない、もしくはこだわりが無い人ならありだと思います。
他にもコスパではXiaomiが有名ですが、個人輸入しないといけない面倒臭さと防水、おサイフケータイに非対応な点を考慮するとこちらに歩があると思います。
Reno AはOPPOの日本市場への本気度が伝わってくる良い端末だと思いました。これからも日本市場での販売を続けてほしいですね。
※カメラ比較は気が向いたらやろうと思います。